東京電力福島第1原発事故の処理水海洋放出に関する記事
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共産党の村井明美の謝罪
東京電力福島第1原発事故の処理水海洋放出に関連し、共産党の村井明美・元広島県福山市議(75)が8日、X(ツイッター)で日本近海で取れた魚を「汚染魚」と表現したことを謝罪し、投稿を削除した。
背景と投稿の経緯
問題の投稿はジャーナリスト・桜井よしこ氏の投稿に対する反応がきっかけで、桜井氏が中国が日本産水産物の輸入を全面的に禁止したことを受け、呼びかけをしたことから始まりました。
村井氏の反応と謝罪
村井氏は同日、桜井氏の投稿を引用する形で「どうぞ、もっとしっかり汚染魚を食べて、10年後の健康状態をお知らせください」とつづったが、これに対して批判が相次ぎ、村井氏は投稿を削除し、謝罪しました。
村井氏のブログと釈明
村井氏のブログでは、村井氏が広島原爆で被爆した祖父などを思い出し、「感情的になってしまった」と釈明。一方で、処理水についての主張も行っています。
処理水に関する情報
処理水は、汚染された水を多核種除去設備「ALPS(アルプス)」などで処理してほとんどの放射性物質の濃度を国の基準値未満に下げた水を指します。トリチウムも海水で薄められています。
水産庁の調査結果
水産庁は8月24日の海洋放出以降、福島県沖で取れた魚についてトリチウムの濃度を調べて公表しており、いずれの検体もトリチウムが検出できる限界値を下回っていると報告しています。