2022、23年度の公立高校入試合格発表トラブルと新サイトの設立
目次
1. 合格発表トラブルの発生
2022、23年度の公立高校入試で、受験生らが合否を確認するホームページのトラブルが相次ぎました。これまで、合格者の受験番号の一覧は紙で校内に掲示されていましたが、17~21年度からはホームページにアップロードされるようになり、22年度からは同時にアップロードされるようになりました。
しかし、22年度以降、サーバーへのアクセスが集中し、合格発表が遅れるトラブルが発生しました。23年度には約3時間遅れで全校の合格発表が正常に表示されました。
また、23年度には県立松戸高校で発表前日に誤って受験番号がアップロードされるトラブルも発生しました。
2. 問題解決策
合格発表のトラブルを解決するため、千葉県教育委員会は新たなアプローチを検討しています。サーバーの強化を図るため、外部業者への委託などが検討されています。
3. 新サイトの設立
千葉県教育委員会は24年度から合格発表のための新しいサイトを設立することを決定しました。この新サイトは合格発表専用のものとなり、問題の再発を防ぐために重要な役割を果たすことでしょう。
4. 補正予算案
新サイトの設立のために、千葉県教育委員会は2340万円の補正予算案を計上し、県議会9月定例会に提出しました。